梵鐘は儀式や法要で鳴らされる大きな鐘です。
鐘楼堂は、この梵鐘を収めるための建物であり、寺院の象徴として多くの方々に親しまれています。鐘の音は年末の除夜の鐘や日々の時を告げる音として、その役割を果たしています。
梵鐘、鐘楼堂の記録
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1722年(享保七年)12月 - 第十一世住職 覺壽
釣鐘の鋳造が成就しました。
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1724年(享保九年)11月 - 第十一世住職 覺壽
鐘楼堂の建立が成就しました。
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1755年(宝暦五年)2月 - 第十二世住職 覺宥
鐘楼堂を修復し、石垣を改修しました。
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1797年(寛政九年)3月 - 第十四世住職 覺音
鐘楼堂の屋根を葺き替え、各部の改修補強を行いました。
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1864年(元治元年)2月 - 第十五世住職 覺性
梵鐘の地金料を御城主脇坂淡路守殿へ上納しました。
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1910年(明治四十三年)4月 - 第十六世住職 覺範
鐘楼堂を改築しました。
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1942年(昭和十七年)11月 - 第十九世住職 覺證
釣鐘を軍事供出しました。
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1955年(昭和三十年)4月 - 第十九世住職 覺證
釣鐘の再鋳造が成就しました。
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1964年(昭和三十九年)4月 - 第十九世住職 覺證
鐘楼堂を敷地の北西角に移築し、下部を車庫としました。