先日、当寺にて年中行事の中でも特に重要な報恩講法要を執り行いました。今年の法要は、準備の段階から多くのご門徒の皆様にご協力いただき、より一層意義深いものとなりました。
法要に先立つ数日間、ご門徒の皆様と共に準備を進めてまいりました。お供物の作成では、皆様の丁寧な手つきと真剣な表情が印象的でした。一つ一つの品に込められた感謝の思いが、まるで目に見えるようでした。
また、供花づくりでは、ご門徒の方々の素晴らしい センスと技術に感銘を受けました。色とりどりの花々が、お堂に華やかさと厳粛さをもたらしました。
法要当日は、これらの手作りのお供物と美しい供花に囲まれ、親鸞聖人への深い感謝の想いを共有することができました。参列された皆様の心が一つになり、聖人の教えに耳を傾ける様子は、まさに報恩講の本質そのものでした。
今回の報恩講法要を通じて、あらためて仏法とご門徒の皆様とのつながりの大切さを実感いたしました。皆様お一人お一人の想いが集まり、このように素晴らしい法要を迎えられたことに、心より感謝申し上げます。
今後も、ご門徒の皆様とともに歩む寺院として、親鸞聖人の教えを大切に伝えてまいります。末筆ながら、ご協力いただいた全ての方々に重ねて御礼申し上げます。